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鳩山不況

春の頃、日銀福島支店を訪ね今後の景況を聴いたら「まだ実感は無いと思いますが暮れから遅くても年明けには景気は上がります」と断言された。時の政府の景気対策効果が見込まれていたのだろう。確かに公共事業、農業、環境系を中心に盛り上がり感が有ったのは確かだ。それらの景気対策事業を「ムダ」と称するまでは。
[渡辺義信]-11/14 10:04

しかし政権交代以降は設備投資・個人消費・公共投資の大幅減を背景に二番底に向かうのでしょう。善し悪しで言えば悪しは沢山ありますが是正の方法は熟慮せねばならない。制限速度を超えた車を取り締まったら八割がたの人が捕まってしまった。というようなもの。
[渡辺義信]-11/14 10:14 001

お隣の国が国民の圧倒的支持と恐怖政治により「大躍進」と「文化大革命」を押し進め七千万人の国民を殺した。という流れと我が国のこの2ヶ月が重なって感じてならない。
[渡辺義信]-11/14 10:18 002

なるほど、「文化大革命」に向かうときの雰囲気に似ているなという感じは少しありますね。
でも、そんなことにはなりませんよ。

鳩山総理は、そんなことを起こせるような人物ではありません。
軽口で、よくブレるのは、麻生総理と同じようなものですが、「理系」なので多少論理的に見えてしまうから救われているだけです。
基本的には「羽田首相」と同じような人種です。
よくしゃべるが、中身がない。
[窓際族]-11/14 20:11 003

ご自分でもおっしゃってますが、大変裕福な家庭に生まれたので、お金の取り扱いについては注意が足りない人物なんです。

偽装献金問題(故人献金)、株売却利益の申告漏れ、年間1千万円を越えてはいけないはずの政治家個人の政治活動資金注入など、一般人とあまりにかけ離れている「宇宙人」。

「宇宙人」がいま日本の総理大臣をやっているのです。
[窓際族]-11/14 20:16 004

だから、地方で苦しんでいる私たち中小企業家のことなんかわかるはずないし、
口では立派なことを言っても、末端の人々の暮らしぶりがどういうものなのかなんてわかりっこない。

小泉総理が地方切り捨てを始めたとき、私は反発してここにも何度か書きましたが、
鳩山政権は、小泉さんなんかとは「比べようがないくらい」バッタバッタと切り捨てを始めました。

うまいこと言っても、「地方の痛み」なんてちっともわかっていません。
[窓際族]-11/14 20:22 005

最近の支持率も6割から5割近くに下がってきましたが、年末には5割を割ることになるかもしれません。

麻生政権の補正予算がいま効いているから、景気の「二番底」を免れていますが、
年明けには、補正執行停止が影響して景気が下り坂になるでしょう。

来年4月からの第一4半期は、自動車購入補助がなくなり、大幅な景気下降が心配されます。きっとひどい数字が報道されるでしょう。

みんなは「リーマンショック」のせいだと思っているでしょうが、
私は「ハトヤマショック!」のせいだと思っています。
[窓際族]-11/14 20:30 006

日銀との認識にズレがありますが、鳩山政権は「デフレ」宣言しました。

将来の日本経済に期待が持てない政策だから、国民が「買い控え」をして、将来に備えているのです。

事業仕分けでバッタバッタと削るのもいいが、削った分の効果が国民に行き渡らないとわかっているのです。
[窓際族]-11/21 08:59 007

製造業派遣労働全面禁止で、海外に製造拠点がどんどん移り、国内に失業者、貧困者があふれます。

そういう不安要素のほうが多く、企業の増益や賃金の上昇、雇用不安の解消というプラスイメージに繋がっていかない。

住宅にエコポイントを付けたって、住宅そのものを建てることが決断できない。
そういう経済対策は、「対策」にはならない。
[窓際族]-11/21 09:03 008

こういうふうに減衰してしまった購買意欲を盛り返すためには、「小さなこと」「手が届くこと」から始めていかなければならないのです。

そういう意味では、自民政権での「家電エコポイント」は有効だったと思う。
高速道路の無料化や子ども手当よりも、「手が届く購買意欲」を刺激する政策に予算を使うべきだ。
[窓際族]-11/21 09:07 009

それによって、国内製造業の増産増益が期待でき、ひいては賃金上昇、雇用確保が図られる。
私が総理大臣なら、そういう対策をするが・・・
[窓際族]-11/21 09:09 010

「環境」や「福祉」や「みどりの雇用」という言葉は、きれいでいいように思える。
しかし、「経済効果」としては、すごく反応が鈍い分野である。
温暖化ガス削減との整合性をもたせようというものだが、国民の経済的困難を救う即効性のある分野ではない。

来春高校を卒業する子供をもつ親が、私と同世代だ。
就職が決まらず、世話をしてくれないかという相談をいくつかうけているが、なんともならない。
リーマンショックだけの原因ではない。
政策の誤りが、彼らを苦しめていると思う。
[窓際族]-11/21 09:19 011

日本における「社会経済構造」の大きな問題を二つ挙げるとすれば、
「少子高齢化」と「産業空洞化」だ。

「子ども手当」は少子高齢化対策の目玉とするものだが、OECDも懸念を示しているように「多子化」への効果が疑問視されているわりに、予算が大きすぎる。

「産業空洞化」の対策として、「環境ビジネス」を上げているが、具体性に乏しく、効果が現れるまでに時間がかかりすぎる。

目の前のデフレを日銀に量的緩和を望んでいるだけで、政府の政策は弱すぎる。
[窓際族]-11/21 09:53 012

企業内に「託児施設」「保育施設」を設置して、「女性が働きやすい職場環境」をつくり、育児の都合に融通が利く勤務体制をつくるほうが、実は少子高齢化と産業空洞化の両方に効果がある。

女性の社会進出が進むが、比較的「低賃金」の雇用から始められるので、国内製造でも採算性が合う。
これによって産業空洞化を防ぐことができる。
また、家計所得増加によって、購買力が高まり、景気浮揚となる。

収入も増え、働きながら安心して子育てができるなら・・・「もう一人」を考えられるようになる。
と私は思う。
[窓際族]-11/21 10:00 013

子ども手当や高速道路無料化や農家戸別所得補償に反対しているのは、けして自分が「恩恵」を受けないからとか、自分の場合「増税」になるからという理由ではない。

上記のような政策のほうが、日本にとって有効だと思っているからである。

女性の社会進出が進み、離婚しても安心して子育てできる社会が出来てしまうのではないか?という心配ももっているが、
この「閉塞感」から抜け出すのには、「社会経済構造」を変えていかなければならない。
[窓際族]-11/21 11:37 014

間違いなく訪れる「少子高齢化社会」を乗り切り、持続可能な国力を得るために、もう少し「知恵」を出し合う時間があってもいいのではないか。

「コンクリートから人へ」と言うなら、「人(国民)」が幸福になれる方策をもっと検討すべきだ。
それができないなら、コンクリートを使う公共事業費を増やした方がまだいい。
経済効果、乗数効果が期待できる。

選挙用マニフェスト至上主義を改める勇気がほしい。
[窓際族]-11/21 11:41 015

ほんと、どこに行っても、仕事が無い・・お金が無い・・閉塞感が漂ってます。

日本における「社会経済構造」の大きな問題点「少子高齢化」と「産業空洞化」ですが、さすが窓際さん、具体的で分りやすいです。

ただ、私が心配するのは、前提として、国家の責任体制の不透明さとこれからの国の基本的なスタンスが国民に伝わって来ない事です。
[大空]-11/25 14:35 016

例えば、「教育」にしたって、一部かも知れませんが、頭でっかちで陰湿な大人を増産している今の教育では、誰も恐ろしくて子どもなんか埋んでくれませんよ。

また、今の日本は、国民をどうやって守り抜くか。どうやって国民性を取り戻すか。どうやって世界平和に貢献するか。などの議論はされているのでしょうか。
[大空]-11/25 14:35 017

以前から「世界に貢献する日本」と言い続けていましたが、あれから何年経ったか。

そろそろ、本気で集団的自衛権も議論していかないと、日本は本当に世界に見放され、経済や少子化どころの騒ぎではなくなるかもしれません。

「経済」と「外交」は密接な関係にあり、「外交」は、「言葉」と「防衛力」によって支えられているのが今の世界の外交のスタンスです。
[大空]-11/25 14:36 018

なので、「外交」と「教育」と「防衛」のスタンスが、閉塞感の打破につながる可能性を秘めていると言う点で、私も選挙用マニフェスト至上主義を改める勇気を望みます。
[大空]-11/25 14:40 019

国益、国力、主権、防衛・・・
そういった国の根幹の部分を危うく思い、心配する気持ちは私も同じです。
頭でっかちな子どもが多いことを心配するのも同じです。

ただ、どんなに経済的に苦しくなっても、「戦争がない=平和」であることの貴重さは、日本人は日常意識していないと思う。
経済的な閉塞感を打破できないで、もっと困難を抱える国民が多くなったとしても、
やはり平和であることの幸福のほうが大きい。

かけがえのない息子が戦地で死ぬことを想像すれば、多少の困難のほうがましだと私は思う。
[窓際族]-11/26 08:45 020